スワップで稼ぐことの注意点2
スワップ金利で収入を増やしたいなら、リスク管理を徹底することが条件だと前にもお話しましたが、ここではスワップ金利で堅実に儲かる手段を追求していきます。
この戦法で最も注意したいのが、ロスカットの危険性ですが、安心して取引する方法はあります。
それは、レバレッジの倍率を最低の1倍に設定して、為替相場で大きな値動きが発生しても、ロスカットが起きる確率を0%にすることです。
FXの資金は外貨預金のようなものですので、為替相場で大きく予想とは逆の方向へ数値が進んだとしても、そこで約定しないで、ポジションを保有しておけば、高金利通貨の格が落ちない限りは常にスワップ金利で収入を得ることができるのです。
しかし、レバレッジ1倍で投資をしていて、儲かる程の額を稼ぐには効率的にも要領がいいとは言えないので、同等の利益の見通しがつくような有価証券・外貨取引・金融デリバティブといった金融商品も利用するのも一つの手だと思います。
そこで妥当とされるレバレッジは5倍が限度でしょう。
例えば、豪ドル円の通貨ペアを5倍のレバレッジをかけて買いポジションを建てます。
そこで、現在80円で流通されている豪ドル円を買う場合に、レバレッジ5倍をかけるのに16万円の証拠金が必要となります。
この証拠金16万円を預けておけば、毎日100円の収入を得ることができるという単純な考え方で理解いただければ大丈夫です。
では、豪ドル円の通貨ペアがどれくらいの相場の値動きに持ちこたえることができるのか考えてみましょう。
豪ドルは1年間に平均17%程度の値動きがあります。
レートが1ドル=80円の17%であれば、13.6円になります。
ということは、80円から13.6円の円高が進行して、66.40円まで下がらない限りは証拠金の領域でまかなうことができます。
それとは反して13.6円の円安が進行すると、為替レートの変動によって利益を得ることになるので、時にはこれをうまく活用して利食い売りをしてもいいかもしれません。
豪ドル円のスワップ金利は今のところ100円前後となっています。
1日保有ポジションを建てればその分購入コストが1日あたり1銭下がるのが現状です。
この特性を活用して、赤字を出さないようなストップロスを設定するには日々、そのレベルを落としていけばいいでしょう。
慣れないうちは持ち値近くにストップがあるのでタイミングが合いやすいですが、次期にポジションを建てたところから遠ざかっていくので、ストップがかかりにくくなるのです。
このような収入を得ながら、並行してスワップ金利の利益も貯蓄するのが、一番健全な取引方法であると言えるでしょう


