スワップで稼ぐことの注意点

2011-12-19

世界中の通貨の中でも高金利として知名度があるのは、豪ドル、NZドル、そして南アフリカランド円です。
一方、日本円は高金利な国の通貨に比べても超低金利な通貨ですので、高金利通貨と日本円の通貨ペアで買いポジションを建てますと、毎日のようにスワップ金利を狙うことができます。

このように、高金利対低金利通貨のペアでスワップ金利を狙う投資家はたくさんいて、特に日本人投資家に人気が高いのは豪ドル円のペアで、買いポジションを建て、スワップ金利で利益を重ねていく戦略と言われています。

金額で換算してみると、1万ドルあたりのスワップ金利は平均100円程度。
しかし、100円を1ヵ月保有することによって3000円程度の利益を生み出すことができます。それが1年間で3万6000円程度にもなるのです。
当然のことですが、今は1万ドルで例えて説明していますが、もっとポジション枚数を増やすことによってスワップ金利は倍増することになります。

利用している方々は、高金利のうえに手数料がお手頃価格な外貨預金という感覚で買いポジションを建てている人がほとんどではないかと思います。
この戦略でいけば、相場の知識を身につけなくても、初心者から上級者まで簡単に利益を得ることができそうな感じがします。
実際のところデメリットはないのかが気になりますね。

このようなスワップ金利を狙う戦法は間違った方法ではないですし、かなり効果的だと思います。
ただし、スワップ金利を狙うためには、必須条件として自分が取引する通貨ペアで取引をする際に発生するリスク管理を徹底することです。

豪ドルの特性としては、1年間に平均17%程、数値が変動します。
この特性を把握したうえで、もしも豪ドルを1年間買いポジションを保有すると、どれだけのリスクが伴ってくるかが理解できるのではないでしょうか?

小額の投資でも日々スワップ金利は増えていくので、この積み重ねで資産を大きくしていけば、リスク回避できるとイメージしている方もいるかもしれませんが、利益が出る前に大きな値動きが起きてしまったら大きな損失を被ることになります。
そのような状況が起きた場合にロスカットの危険性が出てくるのです。

ロスカットを防ぐには、レバレッジを低く設定し、相場の急な変動でインパクトをもたらさないようにすることで対応できます。
また、ストップロスをきちんと行うことがリスク管理上も、長期的に安定して収益を上げるためにも重要です。
「このラインを割ったら、自分の想定したシナリオは崩れた」と感じたラインや、「このくらいまでの損失なら問題ないだろう」という金額から検討してロスカットラインを決めておくのがオーソドックスなリスク管理法だと思います。

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