スワップ金利
FXでよく目にするスワップ金利についてご紹介させていただきます。経済不況が長引く日本では、政策金利がゼロとされていますので、世界でも一番安い金利です。他の通貨ではどのようになっているのかというと、ユーロでは2011年現在の金利が1,25%に設定されていますので、FXではこのような通貨ごとの金利差を上手に活用して、金利だけを手にすることが出来る方法がスワップ金利です。
このスワップ金利のシステムは少々難解です。円をユーロに両替して持ち続ければ、その日のニューヨーク市場が閉まる時間にはユーロの政策金利から円の政策金利を引いたスワップ金利が発生します。逆にユーロを円に両替すれば、円の政策金利からユーロの政策金利分が付け加えられるわけです。
FXユーザーの中では「買いはスワップ金利が有利」といった話題も出てくるようですが、通貨によってはスワップがマイナスになってしまう組み合わせもありますので、要注意です。さらに、現在取り扱っている会社こそありませんが、人民元は買っても売ってもマイナスのスワップになるという不可解な状態になってしまいますので、取引前には事前に確認することを忘れないようにしましょう。
ただし、これは人民元だけに限った話ですので例外となります。現状のスワップ金利を挙げると、一番高いのはオーストラリアドルのようです。サブプライムローンやリーマンショックからいち早く立ち直った国ですし、一時は政策金利が毎回上がっていた通貨だからのようです。それ故に、買いが強く、利益を上げやすかった時期もあったようですが、スワップ金利が高いということが売りにブレーキをかけてしまい、損失につながったというケースもありますので、十分注意しましょう。
このような例もありますので、FXはそこまでスワップ金利にこだわらずトレードするのも大切なことだと思われます。あくまでスワップ金利は「おまけ」くらいに考えておくとよいのではないでしょうか。


