塩漬けの危険性
株には「塩漬け」というワードが存在します。
どういう意味かというと、株を買ったけれど思惑通りに上昇せず、それどころか下落をした際に損失を確定することなく、いずれ相場が上向くまでそのまま持っているということです。
漬物というのはしばらく漬けておくと徐々にうま味が出てくるので、そういった事に例えて表した言葉です。
株は配当金という利益もありますし、次の年の決算などいい材料があれば株式が上向く場合もあります。
これは過度な話しかもしれませんが、その会社が立ち行かなくなるということがなければ、塩漬けで所持していてもあまり危険性はありません。
それと一緒の事をFXでもやろうと思えば可能です。
例えて言うならば、買いポジションを持ったものの、レートが下落してしまった時に、そのポジションは売買しないでそのまま保持しておくという方法です。
通貨次第ではありますがスワップポイントがありますので、毎日のスワップの利益で少しずつ含み損を上向きにしていくという方法も確かではないかと思います。
これはFXの塩漬けでしょう。
けれども、株とは異なりこれは相当のリスクが伴うと念を押しておきます。
それは、現物株とは異なりFXにはレバレッジが掛けられているので、レバレッジを高く掛けていればいる程塩漬けのリスクが膨らみます。
塩漬けにしているポジションの含み損が次第に大きくなってくると保証金が無くなってくるので、損失が最も大きくなった時にロスカットになるという事は大いに考えられます。
と言いますのも為替は長いスパンでの予想をするのが困難だとされていて、1年後の為替相場がどうなっているのかを的中させる人はほとんどいないと思います。
そういった環境で、これからどんな風になるかがわからないようなポジションを長く保持することはうまいやり方とは言えません。
例えばスワップポイントを得られる通貨ペアでも、金利を取り巻く状況によってスワップを支払う側になってしまったら、保持しているだけで含み損は雪だるま式に増えていくのです。


