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ゴールデンクロスとデッドクロス
前回いくつかの移動平均線が交わることなく一緒の方向に動いている時は流れがきているということだという事をお話しました。
短期、中期共に、相場が一緒の方向で動いているという事は、これからもその流れが続くだろうと思われるからです。
交わる事なく移動平均線が動いているのは流れがきているという事ですが、反対に交わった時はどういう事なのでしょうか?今回は移動平均線の交わりについて説明したいと思います。
例えば21日位の短期移動平均と、80日の短期移動平均の二つの線が示されているチャートを見ているとしましょう。
中期より後の平均線は波打った線で動いていますが、短期の平均線は相場に沿って凹凸に波打った形で示されています。
この短期移動平均線が中期より後の移動平均線の下にあるというのは、相場全体が消極的な雰囲気になっていることを現わしています。
中期の平均値より今に近い平均値にあるということは、売りが強いと思います。けれども、ある時を境に相場が勢いを取り戻すと、中期、長期の移動平均値の下から短期の移動平均値が出てきます。
このように交差する部分を「ゴールデンクロス」と呼ばれています。
消極的な雰囲気だった相場の流れが切り替わり、勢いが増してきている事がわかる大切な部分です。現実的にたくさんの相場がゴールデンクロス以降、上がりを見せ、すごく可能性の高いものです。
それから「デットクロス」というものがあります。
先程のゴールデンクロスとは反対に、中期、長期の移動平均値よろも上を動いている短期の移動平均線が上から交わって、中期、長期の移動平均から飛び出る形のことです。
短期では買いの方が強かった相場が様変わりし、中期、長期の平均値の下をいく位の売りの勢いが増していることを表しています。
デットクロス以降、相場は下がっていき、大抵は下降の流れになります。
上昇トレンドと下降トレンド
トレンドという言い方をよくしますが、これは相場の動いている流れのことです。
続いて陽線が示されていて、しかも相場が買いの方向に進む勢いに満ち溢れている時は、上昇の流れなので、順張りで参加するには買いのいい機会です。
チャート内には流れを掴む為の手段が数多くありますので、こういった手段を用いて上昇の流れが続いていると分かれば、参加しても大丈夫です。
反対に、相場で売りの動向が強い場合は、下降の流れとなります。
色んなチャートの合い図が売りの合い図を表している時は、たくさんの相場に参加している人達が売りと決断するので、下降の流れは続きます。
こういった時は順張りで売りの参加が効果的です。
こういった流れは、絶対にいつか終止符が打たれる日が来ます。
いくら下降が継続している相場でも、全くのゼロになる事はありませんのでいつか終わります。今までの「リーマンショック」や「東日本太平洋沖地震ショック」なども、ものすごい勢いの円高の動きで、他の通貨も一緒に大きな下降を見せましたが、しかし終わりのポイントはありました。
株の場合は下落が続き経営が破たんするということもあると思いますが、FXの場合はそういった事は限りなくないに等しいでしょう。
では、流れが出来てきているのは、どのように見分ければいいのでしょうか?
その方法は様々ですが、一番理解しやすい方法としては移動平均線です。
前回移動平均線には数回の時間によっていくつかの種類が存在すると説明しましたが、この何種類かの移動平均線が交わらず、並んで動いているというのは、そちらの方向に流れがあるのが理解出来ます。
短期や中期、長期と全部の移動平均線が一緒の方向に動いているという事は、だいぶ長期に及んで強い流れが出ているという事がわかります。
順張りか逆張りか
FXだけではなく、色んな相場の確認の仕方はざっと2種類に分けられます。
「順張り」と「逆張り」です。その2種類にはどんな特性があるのかを今回は詳細に説明したいと思います。
「順張り」は相場が上昇し始めたことを確かめて、トレンドに乗って売買することを言います。
相場が上がる流れが続いていても、更に上昇しそうだなと思ったら、その時点で買うと順張りということになります。英語ではトレンドフォローと言われていて、相場に参加するには一番オーソドックスだと言えるでしょう。
相場が一方向に動くと、その動きがグッと勢いずくのをよく見かけます。
これはたくさんの相場に参加している人達が順張りをするからで、相場の進んでいる動きが勢いを増します。
その動向を見ると、益々たくさんの順張りをする人が多くなるので、相場は益々勢いを増します。
相場の向かっている流れに乗るので、危険性の少ない参加方法だと思いますが、相場が動向している最中での参加なので、万が一そこで相場の動きが止まったら、儲けはないですし、高額な儲けも出しにくいとされています。
これは一方向に流れている相場がストップする点を予想して、そこで違う方向の売買注文をすることです。
仮に下降が続く相場があり、それがストップしそうな点をチャートで予想することが出来れば、その時点で買います。
これが上手くいくと、相場の動向の多くを儲けと=にすることが可能ですので、たくさんの儲けを出すことが可能です。
また、レンジ相場というのがあり、決まった範囲の中で相場が上昇したり下降したりしているような時は、それらのそれぞれで逆張りをするのが効果的です。
移動平均線を使う
相場の流れを読む為に必要不可欠なチャートに、移動平均線というものがあります。
これはローソク足の終値に沿うように線を走らせてグラフにしたものです。何故この線が大切なのかと言うと、どれ位の期間で終値の平均になっているのかというところです。
大体の期間は21日、89日、200日などが挙げられます。
何故この数字なのか明確な理由はありませんが、今までチャートを見てきた人達が結局はこの日数が一番分析能力が高いと思ったようです。
現実的に、FX業者が出しているチャートなどを閲覧していても始めから移動平均値のところにこういった日数を表示しているところがたくさん存在します。
当然この日数は自分で好きに変えることが可能なので、変えても大丈夫です。
重要なのは、日数がそれぞれ短期、中期、長期と3パターンに分けられているということです。
現実的に移動平均線を眺めていると、3本の線が個々に独創的なラインを出していることに気付くと思います。
少し思いを巡らせれば当然の事だとわかりますが、移動平均線の短期日数は本当のチャートに近いところを動いていて、様々な凹凸の形をしています。
また中期日数の線は徐々にゆるやかな線になり、200日位の長期日数の移動平均線になると、ほぼ一直線にほど近い線となります。
こういった3本の線が近寄ったり離れたりしながら動いているのが移動平均線です。
では、このような線の意味とは何なのでしょうか。
それは相場が平均になろうとする力を持っていることです。
移動平均からかなり外れている時は、移動平均線に戻ろうとするので、かなり上がっている時は移動平均値に下げ、かなり下がっている時は移動平均値に上げ、というような動きになる訳です。
代表的なチャートパターン
今回はチャートの中でもローソク足のチャートのグラフから理解出来るスタイルを紹介していきたいと思います。
ローソクを形として捉えるのではなく、大きな波のように捉えたほうが理解しやすいと思います。
初めに一番知られているのが、「ダブルトップ」と「ダブルボトム」です。アルファベットの「M」や「W」のようなグラフのことです。
ダブルトップは例えば一回上昇しますが、その上昇がストップします。その辺りで利益を確定させて売る人が多く下落し、もう一度買いが高まり価格が上昇し始めます。
その際に前の上昇した価格が基準となり、それ以上は上昇しないと判断する人が増えます。そして前回の上昇を見せる位の買いは起こらず、上昇は2回のみとなり、下降が強い相場展開となります。
このような動きを「ダブルトップ」と言います。2回上昇したけれど、それ以上は高値をつける事もなく下降が強い相場になったという訳です。この動きと正反対の動きが「ダブルボトム」です。
次に「ヘッド・アンド・ショルダー」というのを見てみましょう。形としては名前の通り人の肩、頭、肩のような感じです。
一度上昇を見せストップし、下降します。また買いが強くなり上昇を見せ前よりも上昇を見せます。
しかし買いの勢いは継続せずに前より上の所でストップします。その後前の上昇の後に下降したラインまで下落します。
そしてまた上昇を見せますが、始めに上昇を見せた所までしか上がらず、「ヘッド・アンド・ショルダー」が出来上がるのです。
別名「三尊天井」とも言われ、代表的なチャートスタイルで、この形が見られるとトレンドの流れが変わる確率は高くなります。
これまでに「ヘッド・アンド・ショルダー」が見られた時の印象があるので、たくさんの人が自然に転換する行動をとっているのです。
ローソク足は情報が満載
ローソク足は一般的なチャートですが、ローソクがたくさんある中の一つをどのように見ればいいのかという事を説明していきたいと思います。
始めに、ローソク足の実体部分を見て下さい。
例えば60分足のローソク足のチャートであった場合、00分の始まりの値、59分の終わりの値を提示しています。
陽線の場合、実体より下が始値で、実体より上が終値です。
本当にそうなのかを理解して頂く為、前回のローソクを見て頂くと、実体の終値と次のローソクの始値は一緒の所にあると思います。
このように前回のローソクは次のローソクに相場のバトンをつないでいる訳です。
それから今度は、ローソクの実体から出ているひげ部分を見てみて下さい。これは安値と高値を表していて、実体から出ているという事は、始値から終値までの間に実体から出るような動向があったという事です。
反対にひげが飛び出していないという事は、初値から終値までの間に出る位の動きがなかったということです。
これを理解した上で数多くあるローソク足の十字になっているものを見つけてみて下さい。
至るところに見受けられると思いますが、それが出ているところには似通っているところがあることがわかるでしょうか。
全部が全部そうだとは言えませんが、大体値動きが反転しているところに見受けられるのではないかと思います。
値動きが上がり調子だったものが反転して下がる時、もしくはそれと反対の時です。これは十字線と言われているローソクで、ほとんど始値と終値が一緒で、どちらとも少し出た動きがあったということを表しています。
つまり、十字線のひげが出ているのは、上と下どちらにも相場の動きがあったけれど、最終的にはその日の始値と同じ値に終わったということで、相場が今までの流れではなくなっていることを表しています。
チャートの見方、グラフとの違い
チャートを見るには色んな方法があります。
FX業者の中には口座を持っていなくてもチャートを見れるようにしているところもありますし、マーケットの情報に絞ってお知らせしているサイトでもチャートが見れるところがあります。
このようなサイトでリアルタイムに無料でチャートを見る方法もある訳です。
いざチャートを見たはいいものの、ローソク足のチャートは相場が上昇したり下降したりしているのは理解できるけれど、他の事はさっぱり理解出来ないという人がたくさんいると思います。始めはそういうものです。
とりあえず、チャートがどんな動きを見せているのか理解出来れば大丈夫です。チャートには足という言い方をするものがあり、1分足、15分足、60分足、日足、週足、月足、年足、という風に分類されます。
詳しく説明しなくても大丈夫だと思いますが、簡単に言うと1分の値動き、1日の値動き、といった様に、時間ごとの動きをわかりやすいようにロウソク足にしているものです。
一番短い相場の動きを表しているのは1分足というもので、それとは反対に日足より大きいチャートは大体長いトレンドのチャートに使われます。
それから、チャートには2色の色分けがされている事が分かると思います。
これは陽線、陰線と言われ、陽線=上昇、陰線=下落という意味です。
陽線が続いている時は、値動きが上昇しているのがわかると思いますし、反対に陰線が連続している時は値動きが下落しているのがわかると思います。
では次回は、一つ一つのローソク足の見方について、詳しく説明していきたいと思います。
チャートとは
様々な相場を見て参考にする人達にとって、チャートはなくてはならないものだと思います。
相場を見て動きを読み利益を出すには、チャートを見なくてはいけません。チャートでの売り時買い時を読めるようになると、相場の見解は上がるそうです。
では、チャートというのは一体どの様なものなのでしょう?
わかりやすく説明すると、これまでの相場の動向をデータ化したものです。
同じようなデータが他にも存在しますが、チャートの場合は原則や次に繋がる様々なシステムがあります。
一番知られているチャートは恐らくローソクの形をしているチャートではないでしょうか。これはそのままの名前で「ローソク足(Candle Stick)」と言われています。
本物のローソク足で例えると、両側から芯の出ているローソクのようなものでしょう。
ローソク足のチャートの詳細についてはまた別の機会にお話ししたいと思いますが、言える事はローソク足のチャートは限りある面積でとてもたくさんの事を知る事が出来ます。
その他にも実に様々なタイプのチャートが存在します。
相場が上向いているのか、下向いているのかというその時の流れを見る為のものだけではなく、現時点での相場の動向は買いが多いのか売りが多いのかなどという、エキサイト具合を見るオシレーター系チャートなどがあります。
また相場は動向が移り変わるきっかけが絶対にあります。
ずっと上向きでいても、また下向いていても絶対にその動向が変わるきっかけがあります。そのような移り変わるきっかけを見つける為に利用されている「ボリンジャーバンド」「一目均衡表」などの優れたチャートも存在します。


